エンブレムにオーダーメイドで塗装を施します

スバルエンブレム
ブルー&ブラック/61K

スバル純正エンブレムのアクリルプレートを「ブルー&ブラック」に、メッキの枠をスバル純正色「ダークグレーメタリック」(カラーコード:61K)に塗装を施しました。

 

元々はこのような状態だった物で、

 

裏側に貼ってある両面テープは再利用が出来ない為、

 

その形状をデータを作成し、

 

レーザー加工機で両面テープをカットします。

 

純正と同じ形状の両面テープが出来たので、

 

元々貼ってある両面テープを剥がして枠とプレートを分解します。

 

外したアクリルプレートです。

 

裏側に青い塗料が印刷されている為、

 

こちらを削り落とします。

 

六連星のメッキだけ残った状態です。

 

ペーパーが入らない箇所はウォッシュコンパウンド(液状研磨剤)とナイロンブラシを使って足付け処理を行います。

 

裏側にプラスチックプライマー→ベースコート(黒)→トップコート(クリアー)を塗布し、熱を掛けて塗膜を硬化させます。

 

次は表側を研磨して足付け処理を行います。

 

よく脱脂清掃し、プラスチックプライマーを塗布します。

 

色はこちらの透過性の青=ブルーキャンディーカラーを使用します。

 

キャンディーカラーのベースコートを数回塗って着色し、最後のトップコートクリアーを塗布します。

 

この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

 

枠はABS樹脂に装飾クロムメッキが施されていて、それに直接上塗りを行っても塗料は密着しませんから、通常の塗装と同様の密着性が保持できる下地処理を行っています。

尚、コストを落とす為に密着剤(スプレー糊のような物)を使ってしまうと、最初は良いのですが経年でペリペリと剥がれたり、飛び石等で簡単に塗装が欠けたりするので当店ではお受付しておりません。

 

枠の色はボディ同色の「ダークグレーメタリック」(カラーコード:61K)となります。

 

この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

 

最後に両面テープを貼り付けて完成となります。

 

この時はアンダースポイラーも同時にご依頼を頂きました。

 

各完成画像はサイズの縮小以外は未加工となります。